東洋医学で消化吸収を司る「脾胃(ひい)」の弱りが胃腸疲れ・ぽっこりお腹の根本原因です。膝下のツボ「足三里」で脾胃の気を補いながら、よもぎ蒸しで内臓を温めると腸のぜん動運動が活性化し、腸内環境の改善につながります。
東洋医学で見る「胃腸の疲れ・ぽっこりお腹」の原因
東洋医学では、消化・吸収・代謝を担う「脾(ひ)」と「胃(い)」のペアを「脾胃」と呼びます。脾胃が弱ると食べたものをうまく消化・代謝できず、余分な湿気(湿邪)が腸内に溜まります。これがぽっこりお腹・腸のガス・軟便・便秘といった症状の東洋医学的な説明です。
- 食後に眠くなる・お腹が張る感じがある
- 便秘と下痢を繰り返す・お腹が緩い
- 食欲がないのに体重が増える
- 下半身がむくみやすい
- 冷たいものを食べると胃腸が不調になる
ツボ「足三里(あしさんり)」の場所と押し方
足三里は胃経(いけい)の合穴(ごうけつ)で、古来から「万病のツボ」とも呼ばれる代表的なツボです。免疫力・消化力・体力を総合的に高める作用があります。
- 膝の外側の骨の出っ張り(外膝眼)を確認する膝を軽く曲げた状態で膝蓋骨の外下方にくぼみがあります。
- そこから指4本分(約3寸)下へ脛骨(すね)の外縁を辿ったところが足三里です。
- 親指の腹で5〜8秒押すじんじんとした響きがあれば正確です。左右各10回。
| ツボ名 | 場所 | 胃腸への効果 |
|---|---|---|
| 足三里(あしさんり) | 膝外側から指4本分下・脛骨外縁 | 消化力UP・胃腸の疲れ・免疫力・代謝促進 |
| 中脘(ちゅうかん) | おへそとみぞおちの中間 | 消化不良・胃もたれ・食欲不振 |
| 天枢(てんすう) | おへそから指2本分横 | 腸のぜん動促進・便秘・下痢 |
よもぎ蒸しで「内臓を温める」ことが腸活の鍵
腸の温度が1℃下がるとぜん動運動(腸が内容物を送り出す動き)が低下すると言われています。よもぎ蒸しで骨盤内・腹腔内の温度を上げると、腸の動きが活性化し、善玉菌が増えやすい環境になります。よもぎに含まれるシネオールは抗炎症・抗菌作用もあり、腸内フローラのバランス改善を助けます。
食後2時間以上空けてからの施術がベスト
よもぎ蒸し中は体幹・骨盤内が温まるため、満腹状態での施術は避けてください。空腹〜軽食後の状態が内臓への温め効果が最も届きやすいタイミングです。
よもぎ蒸し中は体幹・骨盤内が温まるため、満腹状態での施術は避けてください。空腹〜軽食後の状態が内臓への温め効果が最も届きやすいタイミングです。
Stella Herba の内臓温活アプローチ
当サロンでは、よもぎ蒸し前の足湯中に足三里・天枢などのツボ押しをお伝えし、施術全体を通じて内臓への温め効果が届くよう工夫しています。ハーブ読み取りではお腹の状態(下痢気味・便秘気味・ガスが多いなど)を丁寧にヒアリングし、カルダモン・フェンネル・ペパーミントなど消化系に寄り添うハーブをブレンドします。
※よもぎ蒸しは医療行為ではありません。慢性的な消化器症状は医療機関での受診を優先してください。
