Oriental Medicine

【看護師解説】動悸・精神的ストレスを和らげるツボ「内関」
自律神経をリセットするよもぎ蒸し

執筆・監修:MIE(正看護師・元救命救急10年)|岐阜県羽島郡岐南町 Stella Herba

セラピストMIE
執筆・監修
MIE(みえ)

正看護師。救命救急10年の経験をもとに東洋医学を学びながら、岐阜県岐南町でよもぎ蒸しサロン Stella Herba を運営。

東洋医学で動悸・緊張・不安感は「心包(しんぽう)の気の乱れ」——心臓を守るエネルギーの乱れが原因です。手首のツボ「内関」は乗り物酔い・動悸・吐き気・ストレスの万能ツボ。よもぎ蒸しで副交感神経を優位にすることで、自律神経が根本からリセットされます。

東洋医学で見る「動悸・精神的ストレス」の原因

「心臓が急にドキドキする」「緊張すると胸が苦しくなる」——これらは東洋医学で心包経の乱れと、肝の気滞(ストレスによる気の詰まり)が合わさった状態として捉えます。救命救急での経験から、ストレスが自律神経(交感神経の過緊張)を介して心拍数・血圧を乱すことは西洋医学でも明確です。東洋医学はそのメカニズムを「気の乱れ」として表現しています。

ツボ「内関(ないかん)」の場所と押し方

内関は心包経のツボで、心臓・胃・精神的な安定に働く三位一体のツボです。乗り物酔いの予防にも使われ、動悸・吐き気・ストレスへの即効性があります。

  1. 手首の内側・横じわから指3本分(約2寸)肘側長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間にあります。
  2. 親指でゆっくり5〜10秒押す「ズーン」と腕に響く感覚が内関の正確な場所です。
  3. 緊張・不安を感じたときに随時押す深呼吸しながら内関を押すと副交感神経への切り替えが早まります。
症状東洋医学的原因効果的なツボ
動悸・胸のドキドキ心包の気乱・心気虚内関・神門
不安・焦燥感肝の気滞・心神不安太衝・百会
胃のむかつきとストレス肝が脾を侵す(肝脾不和)内関・足三里

よもぎ蒸しで「自律神経をリセットする」理由

よもぎ蒸しの温熱刺激は、皮膚の温受容体を通じて迷走神経(副交感神経)を刺激します。施術中は副交感神経が優位になり、心拍数が落ち着き、筋肉が緩み、深いリラクゼーションが訪れます。よもぎの精油成分の鎮静作用も加わり、1時間の施術でストレスホルモン(コルチゾール)の低下が期待されます。

Stella Herba の自律神経リセットアプローチ

「緊張が続いてリラックスできない」「休日なのに気が休まらない」という方に、ラベンダー・カモミール・マジョラムをブレンドした鎮静系ハーブのよもぎ蒸しをご提案しています。施術中に内関・百会のセルフケアも指導します。

※器質的心疾患(不整脈・心臓弁膜症など)が原因の動悸は必ず循環器科を受診してください。
セラピストMIE
この記事を書いた人
MIE(みえ)

正看護師。救命救急10年・東洋医学学習中。自律神経・メンタル不調を温活の視点からサポートします。

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