東洋医学では生理痛の根本原因は「瘀血(おけつ)」=血の滞りと「子宮の冷え(宮寒)」にあります。膝の内側にあるツボ「血海」で血流を促しながら、よもぎ蒸しで子宮を芯から温めることが繰り返す生理痛の根本改善につながります。
東洋医学で見る「生理痛・月経不順」の本当の原因
西洋医学では生理痛(月経困難症)は、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンが子宮を収縮させることで起きると説明されます。ですが「なぜプロスタグランジンが過剰に分泌されるのか」という根本には、子宮周辺の血行不良と冷えが大きく関係しています。
東洋医学では、生理痛・月経不順の根本原因を次の2つで捉えます。
- 瘀血(おけつ):血液が滞り、スムーズに子宮内膜が剥がれず出口を探して痛みが出る
- 宮寒(きゅうかん):子宮が冷えて血管が収縮し、血流が悪化する
- 経血に暗い色の塊が混じる
- 生理2〜3日目に特に痛みが強い
- お腹を温めると楽になる
- 生理周期が毎月バラバラ(不順)
- 手足が冷えていて生理の前後に特にむくむ
ツボ「血海(けっかい)」の場所と効果的な押し方
血海は脾経(ひけい)のツボで、膝の内側上方にあります。「血の海」という名前のとおり、血液の生成・循環・調節に関わる重要なツボです。
- 膝の内側の骨の上端を確認する膝蓋骨(ひざの皿)の内側上端が基準です。
- そこから指3本分(約2寸)上を探す大腿四頭筋の内側頭の盛り上がり部分に触れます。
- 親指の腹で5秒押して3秒離す「ズーン」と響く感覚があれば正確な場所です。左右各10回。
生理前1週間からのケアが効果的
生理中は強い刺激を避け、生理前1週間〜生理直前にかけて毎日行うことで翌月の痛みが和らぐ方が多いです。よもぎ蒸しも生理前(低温期後半)がゴールデンタイム。
生理中は強い刺激を避け、生理前1週間〜生理直前にかけて毎日行うことで翌月の痛みが和らぐ方が多いです。よもぎ蒸しも生理前(低温期後半)がゴールデンタイム。
| ツボ名 | 場所 | 生理痛への効果 |
|---|---|---|
| 血海(けっかい) | 膝内側・皿の上から指3本分上 | 血の滞り解消・月経調整・下腹部の温め |
| 三陰交(さんいんこう) | 内くるぶし上・指4本分 | 水の巡り・女性ホルモン調整・冷え改善 |
| 中極(ちゅうきょく) | おへそから指4本分下 | 子宮の血流・下腹部痛・月経不順 |
子宮を「芯から温める」ことが根本改善になる理由
子宮は骨盤の奥深くにある臓器で、表面を温めるカイロや湯たんぽだけでは深部まで温まりにくいです。よもぎ蒸しは会陰部(骨盤底)から蒸気を直接取り込み、子宮・卵巣周辺の深部体温を効率よく引き上げます。血管が拡張してプロスタグランジンの過剰分泌が抑えられるほか、骨盤内のリンパ循環も改善します。
Stella Herba の子宮温活アプローチ
当サロンでは、生理周期に合わせた施術タイミングのご相談も承っています。ハーブ読み取りで「今月の状態」をヒアリングし、よもぎ蒸しの前後に足湯と血海・三陰交のツボ押しを組み合わせた「子宮温活セット」をご提案しています。
| 生理周期 | 施術の推奨度 | おすすめの過ごし方 |
|---|---|---|
| 月経期(生理中) | △ 軽めに | 足湯のみ・強い刺激は避ける |
| 低温期(月経直後〜排卵) | ◎ 最適 | よもぎ蒸し+血海ツボ押しで気血を整える |
| 高温期(排卵後〜生理前) | ○ 穏やかに | 温めながらPMS対策ハーブを配合 |
※婦人科系の疾患(子宮筋腫・内膜症など)がある方は施術前に必ず医師にご相談ください。
