Column — Postpartum

産後のよもぎ蒸しはいつから?
看護師が伝えたい産後温活の始め方

執筆:MIE(正看護師)|公開日:2026年7月5日

出産という大仕事を終えた体は、思っている以上に消耗しています。冷えやすくなった、疲れが抜けない、なんだか気持ちが揺らぐ——。そんな産後のママに向けて、救命救急で10年働いた正看護師が、よもぎ蒸しとの無理のない付き合い方をお伝えします。

産後の体に起きていること

産後は、ホルモンバランスの大きな変化、睡眠不足、授乳や抱っこによる体力の消耗などが重なり、心身ともに大きな負担がかかる時期です。「体が冷えやすくなった」「常に疲れている」「気分の浮き沈みが激しい」と感じる方はとても多く、これは決して特別なことではありません。

それにもかかわらず、産後のママは自分のケアを後回しにしがちです。赤ちゃんのお世話が最優先になる毎日の中で、「自分の体をいたわる時間」を意識的につくることは、想像以上に大切なことだと私は考えています。

産後温活としてのよもぎ蒸し

よもぎ蒸しは、ハーブの蒸気で下半身を中心に体をじんわり温める温浴法です。産後のセルフケアとしてご利用いただくお客様からは、次のようなお声をいただいています。

よもぎ蒸しは医療行為ではなく、感じ方には個人差があります。それでも、「誰にも邪魔されず、自分の体と向き合う60分」そのものが、産後のママにとって大きな意味を持つと感じています。

いつから始められる?

一般的には、産後1か月健診で経過に問題がないことを確認してからを一つの目安とすることが多いです。ただし、産後の回復には個人差が大きく、分娩の状況(経腟分娩か帝王切開か、会陰の傷の状態など)によっても変わります。

大切なのは「焦らないこと」
悪露が続いている間や、傷の痛みがある時期は無理をしないでください。1か月健診で医師に「よもぎ蒸しを始めてもよいか」を確認していただくのが最も安心です。当サロンでも、ご予約前に看護師が体調を丁寧にお伺いします。

授乳中の方もご利用いただけますが、施術中は汗をかきますので、水分補給をしっかり行いましょう。当サロンでは施術後のハーブティーもご用意しています。

赤ちゃん連れでも大丈夫?

「行きたいけれど、赤ちゃんを預けられない」——これが産後ママの一番のハードルかもしれません。Stella Herbaは自宅サロンで、お子様連れを歓迎しています。赤ちゃんと一緒にお越しいただき、様子を見ながら施術を受けていただけますので、預け先の心配なくご利用いただけます。

また、ご家族やお友達と一緒のペア蒸しも可能です。「産後の体を一緒にいたわりたい」というお母さま・姉妹・ママ友同士でのご利用も増えています。

看護師のサロンだからできること

私は救命救急の現場で10年、たくさんの方の体と向き合ってきました。だからこそ、産後というデリケートな時期の「これって大丈夫?」という小さな不安に、医療の知識を持つ立場から丁寧にお答えできます。

体調に少しでも不安があれば、施術の前に遠慮なくご相談ください。その日の状態によっては、無理をせず日程を変更するご提案をすることもあります。「安心して通える場所」であることを、何より大切にしています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療に代わるものではありません。産後の体調には個人差があります。よもぎ蒸しを始める時期については、必ずかかりつけの医師にご相談ください。
セラピストMIE
この記事を書いた人
MIE(みえ)

正看護師。岐阜大学医学部を経て、岐阜県総合医療センターの救命救急で10年勤務。現在は鍼灸師の国家資格取得に向けて東洋医学を学びながら、岐阜県岐南町でよもぎ蒸しサロン Stella Herba を運営。

赤ちゃんと一緒に、自分をいたわる時間を

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