Oriental Medicine

【看護師解説】生理前の下腹部痛・張りには「中極」
子宮環境を整える温活ケア

執筆・監修:MIE(正看護師・元救命救急10年)|岐阜県羽島郡岐南町 Stella Herba

セラピストMIE
執筆・監修
MIE(みえ)

正看護師。救命救急10年の経験をもとに東洋医学を学びながら、岐阜県岐南町でよもぎ蒸しサロン Stella Herba を運営。

東洋医学で「中極(ちゅうきょく)」は膀胱の募穴(ぼけつ)で膀胱・子宮・骨盤内に直接作用するツボです。おへその下5cm(指4本分)にあり、生理前の下腹部痛・張り・腰の重さに効果的。よもぎ蒸しで骨盤底から温め、中極を刺激することで子宮環境を整えます。

東洋医学で見る「生理前の下腹部痛・張り」の原因

生理前(黄体期)に下腹部がズーンと重い・引きつるような痛みがある——これは東洋医学で「気滞血瘀(きたいけつお)」と「宮寒(きゅうかん:子宮の冷え)」が組み合わさった状態です。気の流れが滞ると血も滞り、下腹部に圧迫感・痛みが出ます。冷えが加わると痛みがより強くなります。

ツボ「中極(ちゅうきょく)」の場所と押し方

中極は任脈(にんみゃく)のツボで、膀胱の募穴(特定の臓腑のエネルギーが集まるツボ)です。子宮・卵巣・膀胱がある骨盤内に直接働きかけます。

  1. おへそから真下に指5本分(約4寸)下を確認する恥骨の上縁から指1本分上あたりが中極です。
  2. 3本指でゆっくりじわっと押す「下腹部が温まる感覚」が出れば効果的です。
  3. 生理前1週間から、よもぎ蒸し後の温まった状態で行う強く押しすぎず、温める感覚で5〜10秒×5回。
ツボ名場所生理・子宮への効果
中極(ちゅうきょく)おへそ下・指5本分膀胱・子宮・骨盤内の血流改善・生理痛
関元(かんげん)おへそ下・指4本分元陽を補う・生殖機能・頻尿
血海(けっかい)膝内側・皿上から指3本分上血の滞り・月経調整

よもぎ蒸しで「子宮環境を整える」ことが根本改善になる理由

よもぎ蒸しは会陰部(骨盤底)から蒸気が入るため、子宮・卵巣・膀胱が集まる骨盤内を直接温めることができます。「子宮の温度を上げる」という点で、よもぎ蒸しは最も効率的な方法の一つです。骨盤内の血流が改善されると、子宮内膜への栄養供給が改善され、生理前の緊張感や痛みが緩和されます。

Stella Herba の子宮環境整えアプローチ

生理前の辛い症状でご来店の方には、よもぎを多めに配合し、ラズベリーリーフ・クランベリーリーフ(子宮を養うハーブ)をブレンドした施術をご提案。中極・関元のセルフケア指導もあわせて行います。

※強い生理痛・子宮筋腫・内膜症が疑われる場合は婦人科受診を優先してください。
セラピストMIE
この記事を書いた人
MIE(みえ)

正看護師。救命救急10年・東洋医学学習中。女性の生理・子宮環境の悩みを温活でサポートします。

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