Food

妊活中の食事と温活
体を冷やさない、食べ方の工夫

執筆:MIE(正看護師)|岐阜県羽島郡岐南町 Stella Herba

「何を食べたらいいですか」というご質問をよくいただきます。特別な食材を足すより、まずは食べ方を少し変えることから。忙しい毎日でも続けられる工夫をご紹介します。

「何を食べるか」より「どう食べるか」

妊活の情報を調べると、あれがいい、これがいいという情報があふれています。真面目な方ほど全部取り入れようとして、かえって食事が つらいストレスになってしまうことがあります。

私がまずおすすめするのは、食材を増やすことではなく、食べ方の温度と時間を整えることです。これなら今日から、追加の出費もなく始められます。

東洋医学で考える、温める食材・冷やす食材

東洋医学には、食材を体を温めるもの・冷やすもので分ける考え方があります。絶対的なルールではありませんが、季節や体調に合わせる目安として知っておくと便利です。

温めるとされるものしょうが、ねぎ、にんにく、根菜(ごぼう・にんじん)、かぼちゃ、鶏肉、羊肉、味噌、シナモン、紅茶、ほうじ茶
冷やすとされるもの夏野菜(きゅうり・トマト・なす)、南国のフルーツ、白砂糖、生の刺身、コーヒー、緑茶

ただし「冷やす食材は絶対にダメ」ということではありません。トマトもきゅうりも栄養のある食材です。生で食べる量を減らす、加熱して食べる、温かいものと組み合わせる。そんな調整のほうが現実的で続けやすいはずです。

忙しい30代のための現実的な工夫

仕事をしながらの妊活は、時間との戦いでもあります。手をかけずに続けられる方法をいくつか。

完璧を目指さないこと
妊活中の食事で一番避けたいのは、「できなかった」と自分を責めることです。外食もします、冷たいものが飲みたい日もあります。7割できていれば十分だと思ってください。

看護師として、ひとつだけ補足を

食事の話をするときに必ずお伝えしているのが、極端な制限をしないでほしいということです。糖質を極端に減らす、特定の食品だけを食べ続けるといった方法は、体に必要な栄養が不足するリスクがあります。

また、妊活中の栄養については、産婦人科で葉酸などの摂取について指導を受けられることがあります。サプリメントを検討される場合も、自己判断ではなく医師や薬剤師にご相談ください。体質やお薬との兼ね合いがあるためです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医学的な診断・治療に代わるものではありません。よもぎ蒸しは医療行為ではなく、感じ方には個人差があります。妊娠・出産に関わるお悩みや体調の不安については、必ず産婦人科など医療機関にご相談ください。
セラピストMIE
この記事を書いた人
MIE(みえ)

正看護師。岐阜大学医学部を経て、岐阜県内の総合病院の救命救急で10年勤務。現在は鍼灸師の国家資格取得に向けて東洋医学を学びながら、岐阜県岐南町でよもぎ蒸しサロン Stella Herba を運営。

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